建築中のお家、ちょっと眺めてみてください
建築現場を見ると、かっこつけた対外的な良い部分だけじゃなく、建築会社の普段の仕事への向き合い方が見えてきます。
日本は現在、
80
万戸/年間
のお家が建っています。小学校は全国で約2万校あると言われているので、一校あたりの施工は年間40戸。そのうちマンションやアパートなどの賃貸物件を外すと、一校あたりの年間施工数は11棟ほどになります。
小学校一校あたり
11
棟/年間
近くの小学校の学区内だけでも、いつも2・3棟の建築工事を見ることができる
ということですね!
5
建築現場の見るべきポイントは、
つ!
看板 | 建築現場にかけられている看板には、その会社の自信のほどやビジョンが現れています。自社の名前のサイズこそが自信の表れです。他にも、サブタイトル的に、自社のポリシーやビジョンが書かれているので、よく見てあげてください! |
安全 | 作業員がヘルメットをしている現場は安全教育に熱心な現場。スタッフを大事にする会社は良い会社ですよね!ヘルメットの規定は、高所であったり、クレーン等使用の現場であったり、リフト、荷役・運搬機械の使用、高圧作業時などです。 |
清掃 | 新しいものを作っているのに汚れるのも不思議な話ですよね。まず基本としては仮設トイレの設置。朝・夕の掃除の徹底をしている会社もありますし、常に掃除や整理整頓を心がけている職人さんも多いです。 |
木材 | 揃っていて綺麗に見えるものほど輸入材で安価なことが多いです。輸入材もそうですし、無垢材や集成材などもそれぞれに利点があります。最近は基本の安全基準をクリアしていないものはNGなので、どの木材でも話を聞いて納得できるものを選ぶのがGOOD! |
人材 | 実際に工事をしてくれているのは職人さんです。あまり多く話さないタイプの職人さんが多いかもしれませんが、仕事の丁寧さや向き合う姿勢は見てわかるものですよね。 |
おうちの家計簿
ZEH補助金公募スタート !!
通常のZEHとZEH+では、補助金のがくが大きく変わります!ZEHはもともとは地球温暖化の防止、CO2削減を目標として始まったものです。しかし、今のZEH基準では目標達成が難しく、住み心地も大満足!とまではいかないかもしれない、ということがわかりました。現在はZEH+が推奨されています。
ZEHとは
ZEHとは、ゼロ・エネルギー・ハウス「net Zero Energy House」の略。
強化外皮基準としてUa値0.4〜0.6以下・基準第一エネルギー消費量から20%以上の消費量削減・再生エネルギーを導入に適合している必要があります。
ZEH+とは
ZEH+とは、ZEHをより高性能化した住宅です。一般的なZEHの条件をクリアすることに加え、一次エネルギーの消費量を25%以上削減する必要があります。また、以下3つのうち、2つ以上を採用しなければなりません。
❶外皮性能の更なる強化
❷高度エネルギーマネジメント
❸電気自動車を活用した自家消費の拡大措置
公募期間
2024
2025
4/26
〜
1/07
(単年度)
2024
2025
11/5
〜
1/07
(複数年度)
条件 | ZEH | ZEH+ |
基本補助金 | 55万円/戸 | 100万円/戸 |
❷高度エネルギー マネジメント | ||
❶外皮性能の更なる強化 | ||
❸電気自動車を活用した自家消費の拡大措置 |
10万
10万
25万
ハイグレード仕様:断熱等性能等級6以上の❶エネルギー消費量が基準より30%削減
条件 | ZEH | ZEH+ |
蓄電システム | 上限20万円 | |
直行集成板 (CLT) | 定額90万円 | |
地中熱ヒートポンプ ・システム | 定額90万円 | |
PVTシステム | 65万/80万/90万 方式・パネル面積により異なる | |
液体集熱式太陽熱 利用システム | 12万/15万 パネル面積により異なる |
きる・わる・さく
毎月10,000円 | 18年後の受取額 |
学資保険・子供保険 | 200万円 |
子供の口座で貯蓄 (利率0.1%) | 218万円 |
日本は世界でも有数の木造技術を持つ国です。木材加工の基本は「きる・わる・さく」の三つです。円筒状の生長をする木材は軸方向、垂直な放射方向、年輪に沿った接線の方向があります。乾燥すると、方向性により収縮の比率が大きく違うんです。
軸方向には切る、薪割りのように年輪に垂直に刃を入れるのが割る、そして年輪に沿って割く。刃物の進化によって木材加工も洗練されてきました。逆に言えば、刃物の進化によって加工に無理も生じてきたんです。
背割れを入れるは丸鋸ができてからで、古民家には背割れの木材はあまりありません。
※背割れは主に化粧の柱や大黒柱ばどの表面にノコギリで事前にひき目を入れることで、我を集中させて、他が割れないようにするものです。
そんな古民家から大切に回収された木材を使うお家も増えてきました。限りあり資源である木材を大切に扱うのも技術ですよね。
大阪視察 藤代レポート
朝日ウッドテックにて
大阪視察の目的である朝日ウッドテックさんの工場見学に設計チームと営業チームが行ってきました!
スタッフ伊藤の身長は180cm!伊藤さんが小さく見えるほどのこの大木は一体何年生きていた木なんでしょうね!加工しやすく保存しやすいように、木は特別なプールにいれられているのだそうですよ!
道頓堀 松竹座
大正12年(1925年)に日本初の鉄筋コンクリート造の映画館として作られたのが松竹座です。
ネオルネッサンス様式を取り入れ、イタリア・ミラノのスカラ座をイメージして作られたとか。
こども本の森 中之島
安藤忠雄により寄贈された文化施設、「こども本の森 中之島」。
「読書は心の栄養になる、この国のこれからを支えていく子どもたちに豊かな感性を育んでほしい」という願いが込められていて、エントランスにある青りんごは、詩人サムエル・ウルマンの「青春」をモチーフにしたもの。
「若さとは年齢ではなく心の持ちようだ」
というメッセージに共感した安藤氏自身がデザインしたオブジェ。
今は予約制で入ることができますが、建物に入る前から全体を見て設計されているんですよ!
最後に大阪グリコの前で、GLホーム和歌山店の天堀さんと伊藤さん、ゴキゲン2ショットでしたw